CNNで知ったのですが、ビザ(査証)なしで渡航できる国と地域の数を比較した
「パスポートの世界ランキング」
というものがあるんですね。海外旅行をしてこなかったので、ビザという言葉自体、今回アメリカに住むことになって初めて聞いたくらいの無知な私です。。
どうやら日本はビザなしで渡航できる国や地域の数が5年連続、世界一らしいのです。227のうち193か国(世界の85%)にビザなしで訪れることができるようです。
2023 Passport Index Q1 | Press Release | Henley & Partners
なんで?と思い調べていると、以下のような意見を見ました。
信頼されている理由
海外にいる日本人の犯罪が少ない
日本人がビジネスや観光での来訪を期待されている
日本のパスポートが偽造しにくい造りになっている
へー、日本人は世界的に信頼できる国民ということなんですかね。
ホテルでもなんでも、借りたものという気持ちで大切に使い、なんなら使う前より綺麗にして返すという人も多いのでは。W杯でも掃除して退室とかがニュースになったり。
日本人の几帳面な気質は、国民性といえるほど多くの人が持っていて、誇るべき長所ですね。日本らしい躾や道徳教育がそうさせるのでしょうか。物を大切にする心は、おばあちゃんの教えでしょうか。
八百万の神様を大切にする考え方は、人間が1番とはならず、全てにありがとうと思える優しさや、バチが当たるという自制がおこります。
便利になっても忘れてはいけない価値観は、いつまでも受け継いでいきたいものです。何の話だ。
このランキングから落とされないようにしたいですね。
2023年版のパスポートランキングは以下の通り(カッコ内はビザなしで渡航できる国・地域数)。
1.日本(193)
2.シンガポール、韓国(192)
3.ドイツ、スペイン(190)
5.オーストリア、デンマーク、オランダ、スウェーデン(188)
7.ベルギー、ニュージーランド、ノルウェー、スイス、米国、チェコ(186)
8.オーストラリア、カナダ、ギリシャ、マルタ(185)
じゃあ逆に観光ビザの要る国ってどこだ?
と思い調べると、こちらは最新版ではないですが、以下の33か国だそうです。
ロシア、北朝鮮、アルジェリア、アンゴラ、ブルキナファソ、ブルンジ、カメルーン、チャド、中央アフリカ、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、コートジボアール、赤道ギニア、エリトリア、ガンビア、ガーナ、リビア、マリ、ニジェール、ナイジェリア、シエラレオーネ、南スーダン、イラク、シリア、サウジアラビア、イエメン、キューバ、ナウル、アフガニスタン、ブータン、トルクメニスタン、パキスタン、リベリア
※ アライバルビザ(空港や海港到着後に取得可能なビザ)で入国可能な国は含みません。(2022年1月現在)
ビザなしで色々な国にアクセスできるメリットは、旅行もですがビジネスでも有利ですね。
でも面白いのは、そんな日本人は5人に1人しかパスポートを持っていないそうです。
★日本人のパスポート保有率、19.1%に大幅下落 – 旅行業界・航空業界 最新情報 − 航空新聞社
かくいう私も今回の引っ越しのためにパスポートを取りました。
この権利を日本の成長にもっと活かしたいですね。と、無能な私の独り言でした。
ちなみに、、パスポートのみで渡航が認められている国でも、大半の場合はアライバルビザ(Visa on arrival - VOA)やESTA(エスタ)などの電子渡航認証の申請が必要となります。
ESTAはビザとは性質が異なる「渡航認証」であり、短期の旅行などでアメリカへ入国する方は事前に申請が必須となります。
一方のアライバルビザは滞在日数や滞在目的に応じて入国時に必須となるもので、渡航前の申請または到着した空港にて取得する必要があります。アライバルビザの申請方法や取得費用は国により異なるため事前のご確認を推奨します。